梅雨の晴れ間

漸く 梅雨らしくなりましたね と 言いたくなります

久しぶりに マタイ受難曲を聴きながら コーヒーを飲み

雨模様の外を見ながら 昔の事を思い出していました。(年ですね)


若い頃 学生生活に見切りをつけ 

生活と趣味とでプロのドラマーの修行をしていた頃のお話ですが

ドラムの先生の紹介で スコアを読む練習からと、 

大きなキャバレーのチェンジ・バンドでドラムを叩いていた時代があります

好きなJAZZではなく タンゴのバンドでした、

確かに譜面には L、R、と・・・・レフト、ライトと 

左右の手の指示まで記され 連譜の叩きかたまで書き込まれていたので 

非常に勉強になりました。

先生はもう片方のフルバンドのドラマーでした。

業界では知る人ぞ知る有名人で 

自腹で最新のジャズをパウンショップで買った

最新の曲をレコードから譜面を起こし 

リー・モーガンやサッド・ジョーンズ等を演奏していたのを思い出します。

タンゴバンドは5人編成で 3リズム(ピアノ、ベース、ドラムス)の他に

バイオリン、バンド・ネオンでした

バイオリンのNさんは 少し足を引きずりながら歩く温厚なお爺さんで

噂では 戦前上海のクラブで演奏していたとかで 

足の怪我も現地で戦に巻き込まれてとのことでした

ステージはお店の角にひな壇のように作られ ドラムは一番上でした、 

桜の木を敷き詰めたホールは 鏡のように磨かれ こちら側からは照明もあり 

客席は霞んで見えるという具合です。

俳優の黒澤年男さんは そのころ野毛のキャバレーでドラムを叩いていましたね、

毎週 決まった曜日にきて タンゴを数曲踊るお客がいて 

ダンスーホールの 名残も残っていました。

お店の演奏が終了後 不自由な足をひきずり 帽子をかぶり厚手の外套を着て 

バイオリン・ケースを持ち 

駅に帰宅のため向かうNさんの後姿を何故か鮮明に思い出されます。

上海時代のことを聞いておけばよかったと、

色々な帰国者がいますね。


閑話休題

オンラインのロシアサイト スプートニクにこんな記事が載っていました。
以下 引用です

米国の権威ある雑誌「The American Conservative」は、

評論家パトリック·ブキャナン氏の論文を掲載した。

ブキャナン氏は論文の中で、唯一の超大国としての米国の現状を、

極めて悲観的に評価し、その理由を明らかにしている。


ブキャナン氏は、「シニア・ブッシュ」の任期終盤、

米国は世界で唯一の超大国だったが、今の状況は全く異なっている、

と指摘している。

ブキャナン氏によると、戦略や地政学の専門家たちは、

米国のように急速に力を失った国は、

こんにち存在する国の中で一つもないと主張している。

しかも、状況は平和であり、戦争で負けたわけでもない。

なお、専門家たちによると、例外としてソ連を挙げることができるが、

ソ連は約25年前に崩壊し、存在していない。


ブキャナン氏は、

「米国衰退の原因は何か?傲慢、世界観の見込み違い、好戦、愚かさなどが、

それぞれの役割を演じたのだ」と指摘している。


米政府は、外交政策で複数の戦略的失敗を犯した。

ニクソン大統領やレーガン大統領はその時代、中国をロシアから離し、

それぞれの国と個別のパートナー関係を築くことに大きな努力を傾けた。

しかし、上手くいかなかった。その原因は、米国にある。

米国は、ロシアとの関係で、非常に近視眼的な行動をとった。

米国は、ソ連との「冷戦」の勝利に酔って、「ロシアをひどく軽視し、

北大西洋条約機構(NATO)をロシアの国境に近づかせ、

旧ソ連諸国で『カラー革命』を扇動した」。

そしてその結果、

エネルギッシュなロシアのプーチン大統領から「一撃」を受けた。

プーチン大統領は、ロシア国家の偉大さを回復し、

米国の傲慢さに対抗することを約束した。

そしてプーチン大統領は、

一連の国々が米国にそそのかされて対ロ制裁を発動したにもかかわらず、

この約束を実行している。

またブキャナン氏は、中国に対する米国のあからさまな愚かさは、

米国にとって高くつくだろう、との見方を示している。

米国は、中国製商品のために米市場を開放し、

中国をパートナーとすることに期待した。

その結果どうなったか?約40億ドルの貿易赤字となり、

米国の生産基盤は破壊された。

重要なのは、

過去の屈辱に対して西側に「全額返済」する用意のある危険な競争相手が、

日増しに強くなっていることだ。

そして、こんにち

ロシアと中国は互いにさらに近づき、両国は『冷戦』後かつてなかったほど、

米国に敵対している。ブキャナン氏は、このように指摘している。

ブキャナン氏は中近東も米国にとって深刻な失策の一つとなったこと認めている。

米国はイラクに侵攻してそこを無秩序状態にした。

またテロとの戦いを装ってアフガニスタンを占領し、

リビアではカダフィ政権を倒した。

実際には「イスラムの狂信と過激主義の悪魔たちを自由にした」のだ。

ブキャナン氏は、

米国の経済状況および財政状況が極めて厳しいことも認めている

氏によると「1992年から米国には『第3世界』からの移民が押し寄せており、

国家債務はGDPよりも急速に増えて、貿易赤字は11兆ドルに達した」という。

しかしこの状況の中で米政府は、いかがわしい戦争や干渉に数兆ドルを費やした。

2017年の選挙で新保守主義者が勝利した場合、

米国はウクライナへの武器供給を始めるだろう。

これはウクライナ紛争をエスカレートさせ、

予測不可能な結果を引き起こすだけだ。

これらは米国の前に立ちはだかる世界の同盟国の保護に関する義務を

不安定なものにしているとの見方を示し、

米国は国際問題への介入を少なくする必要がある、と主張している。

http://jp.sputniknews.com/us/20150612/446790.html#ixzz3cnWiSrwS
引用 終わり

アメリカのシンク・タンクには

状況を正確に把握している人もいる事が 解かりました。

ロシアのプーチン大統領は 何処吹く風とばかりに

ミラノ万博のセレモニーに訪れ
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そして アメリカを 驚かせたのは ローマ法王と会談し

ローマ法皇がプーチン氏の考えに賛意を示した事です

アメリカはあらかじめ法皇に同意はしないように言っていたらしく

面子を潰された格好です。

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イタリア首相、ギリシア首相とエネルギーの南回り路線に関係する国の

首脳と立て続けに 会談です

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イタリアに来る前には 次の選挙で 大躍進が予想されている

フランス国民党の党首 マリーヌ・ルペンをロシアに招き会談しています
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したたかな外交戦略で アメリカを揺さぶっています。

イタリでは不法入国した 中国人が街を占領しはじめイタリアの

皮製品や ファッション製品をメイド・イン・イタリアとして

多量に輸出しはじめ イタリア人との摩擦が大きくなってきました。


アメリカ上院議会では 漸く オバマ大統領に通商交渉の権限を一任する

法案が可決されましたが、遅いですね。

インド、中国、東南アジアの人口を合せると20億に成らんとしています

市場としての魅力は 日本だけでなく

アメリカ、ユーロ諸国も横目でにらんでいます、

市場参入を許認可条件に中国共産党は様々な疑似餌(仕掛け)を仕組み

かって 日本企業が中国本土に参入し 企業が持つ特許を申請しても

時間というより 許可に数ヶ月掛かり 

そのうちに他の中国企業が特許製品を作り 売り始めるという常識では

考えられない事が多数起きていました。

みんな グルなんですね 特許の申請書類に添付する 詳細な設計図や

仕様が 中国の同業他社にタダで流用される 共産党の仕組みなのですね

気が付いた時は 既に遅く 技術を盗まれ多大な損害を出し

最新の工場を残したまま日本に帰国してきた 中小企業の数は数知れずです

シャープ電気の零落は 先の社長の佐々木氏が 本を書きましたので

読んだ方は 詳細を既にご存知と思いますが

製品開発が出来ない サムスン電子の社長に泣きつかれ 虎の子の

半導体と液晶の技術を教えた所 付属技術まで盗まれ あっと言う間に

シャープ製品は売れなくなり サムスンは今日の隆盛を迎えます。

経営者の愚かな判断が 今日のシャープの零落を呼び

社員の苦悩を考えると たまりませんね、

同じ事を 今度の経団連会長 榊原は行おうとしています

彼が社長を務めていた「東レ」が持つ炭素繊維の最新鋭工場を

韓国に作ろうとしています、 同じ轍を踏む心算なのでしよう。

ドル高で為替が円安に振れ 韓国ウオンが 漸く正常に成りましたら

輸出企業が採算割れを起こし始めて 財閥系や電気関係の輸出が

日本製品と競争力で太刀打ち出来なくなってきているのです

民主党政権時 意図的とも言える円高で 一時70円台でした

企業は中国に工場を移し 電気製品は価格競争で韓国に抜かれ

青息吐息の日本経済でしたが 

此処にきて漸く本来の競争力が戻り 企業活動が出来る状態です

そんな韓国では感染症MARSが流行して 結婚式もこんな感じです
   (後にジョーク写真と判明しました)
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媚中、媚韓の政策を採用する 民主党政権の異常さが 漸く

白日の下に晒されています。

愚かな政治家は アメリカだけではありませんね。

中東でも親アメリカだった イスラエル、サウジアラビア、が反米路線を

歩き始めイラン、シリア、イラク、トルコと 親ロシアが影響力を持ち始め

残された アジアの市場に国際金融資本は狙いを移したようですが

中国共産党の覇権的な政策は グーグルの中国撤退を見ても解かる通りで

したたかです。 様々な金融サービス製品を素直に中国が受け入れるか

大きな疑問です、AIIBの持つ意味も其処にあるようです。


最後に 又訃報ですオーネット・コルーマンが85歳で亡くなりました。

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合掌です

日が射してきましたね 

今日は猫ちゃんの写真は重すぎるので載せません。
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by monk-1 | 2015-06-12 11:39 | Comments(4)
Commented by fuurai12 at 2015-06-16 15:04
昔から我が家に破れたバンドネオンが有りましたが、誰が奏でで居たのかサッパリ解りません。
姉達がジャズ歌っておりましたが 歌手だったわけではございません!
モンクさんは不思議な方ですね?
Commented by monk-1 at 2015-06-17 08:49
そう見えるでしょうね、さながらボウフラのような人生ですね、浮き沈みしながら。 
自分では彷徨とでも言いますか、迷路の中を迷いながらです
現在でも似たような物です。
Commented by saitanii at 2015-06-18 21:52
やはり、昔のことを思い出すのは
年を取った証拠なのでしょうか。
私は遠い昔、やり残してきたことがあるように思えて・・・

もう一度、ドラムを叩こうとは思いませんか?
Commented by monk-1 at 2015-06-19 08:25
saitaniiさんへ
ドラムを叩こうとは思いません、と言うのも私の左手は交通事故で30数針縫っていて中の腱もホッチキスで繋いでいます、随分昔にあるライブを見に行き 後輩のドラマーと会ったときに アフロのリズムの刻み方を尋ねられ、実演して教えたのですが 左手が10分も持ちませんでした。


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