ご馳走

先週末とは うって変わり・・朝コーヒーを落とす頃は分厚い雲が流れ

雨もポツポツと降り始めました 落としたばかりのコーヒーを飲み

ニュースを横目で見ながら、気になる切り抜きに手を止めて何度も読み返しました。

記事は 産経新聞のかなり以前のものですが ロス支局松尾理也記者の記事です。

「ジーナ6」と言う 人種対立の記事で 要約して転載しますと

ルイジアナ州の小さな町ジーナで人種対立が起きていて、

人口3000人の町で 9月一万5千人位のデモが起きたと・・・・

発端は夏の暑い8月 白人が85%を占めるジーナ高校で 

校庭にある「白人の木」と呼ばれる一本の木があり、

その下には白人しか座れないとされていたそうですが

ある黒人が 校長に座る許可を求めたところ、

校長は「どこにでも座る事が出来る」と答えたため

その生徒はその場所に座ってみたそうです。

翌日 事件は起きました, その木に「首吊り縄」がつるされているのが見つかり 

かっての 白人による、黒人へのリンチを連想させるものでした。

犯人は3人の白人生徒で わるふざけと 3日間の停学でしたが対立は続き 

12月に暴力事件に発展し 黒人生徒6人が殺人未遂などで起訴され 

検事の白人に対して甘い一方 黒人生徒には極端に重い罪で訴追という批判が起き 

騒動は現在も全米を巻き込んで 続いているという記事です。

かなり以前の記事ですので 切り抜いた記事から抜粋させて頂きましたが

その後 どうなったのかは 解りません。

暫く聴いていませんでした ビリー、ホリデイの 「奇妙な果実」を思い起こさせました 

確か 私が20歳になった時の頃 成人式などには勿論行かず、

年上の友人K君と 未だ出来たばかりのジャズのお店で 明け方聴いていた曲です・・・

若いご夫婦で経営されており 奥さんのお腹が少しふっくらしていたのが 

少し記憶に残っていました。

「奇妙な果実」は後年 映画にもなりましたので ご存知の方も多いと思いますが、  

ビリー、ホリデイがアメリカをバスツアーで公演を行っていた時の実話で 

公演を終え次の町へバスで移動している夕方でした・・・・・・。

夕焼けの中に シルエットで浮かぶ一本の木、 多分周りは畑だったのでしょうね・・

バスがなだらかな丘の上の木に近づくにつれて黒い影になって見える 大きな木に 

風に揺れている木の実のようなものが見えはじめ バスがその木の傍を通る時には 

揺れているのは木の実でなく 白人のリンチで木に首を吊られた黒人でした。

「奇妙な 果実」・・・と 「首吊り縄」 そんな事が未だ有るのですね そんな対立が 

デイープ、サウスと呼ばれる南部には。 

アメリカでありながら福音派の宗教色が強く 原始的なアニミズムと混合したり、 

未だに・・聖書に始りヒットラーが信じた優生学 そして 

「レイシズム」、「カラード」、「ジム・クロウ」等と呼ばれる 人種差別の用語は

奴隷解放以前から宗教色と 共に色濃く残り それが 現在でも後を引いていると、

「善と悪」、「白と黒」、「天国と地獄」、「神と悪魔」 2元論ですか?

宗教及び 宗教者の責任は とてつもなく大きいですね。

「日本人は名誉白人です」と言われて 馬鹿にするなと一言もいえなかった 

政治家や 評論家や 財界人。 

南アが独立する最近まで日本人はそんな扱いに、嬉々としていました。

晩年の薬物中毒で落ちぶれたビリー、ホリデイの「奇妙な果実」の方が私は好きです

白い梔子(クチナシ)は 勿論つけていません

母娘一緒にニュヨークに来て、 

二人とも売春で捕まった犯罪記録が残されているそうですが

壮絶な人生を経験しているようです。

好きだった男性に裏切られ 酒と麻薬でボロボロになっていた時代です。

ライブ版をその時も聴いていました、 

声もかすれ音程も揺れながら まるでユラユラ揺れている 木の実のように・・・・・

数年前 思い立って かのジャズのお店に行って来ました。

現在は有名店だそうで お店も広くなっていました 

金曜日にはライブをやっていますと答えてくれた女性の責任者は

あの時ふっくらとした女性のお腹にいた子供でした・・・・・・・。

勿論 女性の責任者は知る由も在りません。

何故今頃 そんな事を思い出して とお思いでしょうが、

先日 アメリカの共和党大統領補選で遊説中のトランプの大会でこんな事が、

トランプは人気取りか本音なのかは解りませんが

過激な発言を繰り返しています

ユーロでも現在 大問題になっている移民問題です

正規の移民以外にも業者が介在する 不法移民問題が争点になっています

密入国者を入れると現在アメリカには1100万人いると言われています

トランプは それらの人たちを全て母国に送還すると発言しています

当日記者会見の会場に ユニビジョンと言うスペイン語放送のアンカーマンで有名な

ジエフ・ラモスと言う記者が 会場に来ていて トランプに質問をしました。

貴方は何時も 1100万人を帰還させると言っていますが

そんな夢のような事が 本当に出来ると信じているのか それとも

プア・ホワイト(貧困層の白人)向けに

選挙の票欲しさに出来もしないウソを言ってるのでは?と。

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         トランプにつめよるジエフ・ラモス

明らかに トランプは感情が高まりました、数分やり取りしていましたが

トランプは質問を打ち切り 警備に退席させる様に言い

ラモス記者は 大きな警備員に強制的に退席させられました。

CNN,CBS,BBCまで 全米とおそらく英語圏に配信されたニュースを見て

判断をするのは アメリカ国民ですが、数兆円財産を残した成功者と言われる

大金持ちの白人の本音が出たようです。

トランプが財をなし 成功者と呼ばれるきっかけは 

NYに建てたトランプタワーと呼ばれる 高層ビルでしたが、

ビル建設に携わった低賃金のヒスパニック系労働者の事は都合よく忘れたようです。


一昔前 昭和30年代に経済を学んだ人達には 企業の3要素と言われると

人、物、金、と直ぐに出てくると思いますが 40年代前半からは

それらに加えて 市場(お客、マーケット)と言う物が入ってくるそうです。

ラルフ・ネーダーに代表される コンシュマーリズム(消費者運動)が 日本にも

影響力を持ち始めました。

付け加えて 時間研究 動作研究が続き 

コスト管理やQC(品質管理、クォリテイー・コントロール) 工程管理と続くそうです。

様々な目標の菅理方式を突き詰めて考えていきますと 

コスト管理が重要になってきます、コスト削減は直接利益に結びつきますから。


人件費がコストの多くを占めるようになると 安い人件費を求めて

企業が人件費の安い海外に移動するか、 

安い人件費で済む海外からの移民を求めるか いずれかです、

金(資金)も起業に必要な 小規模資金でしたら 現在ではネットを利用した

クラウド・バンキングや 担保なしで 小規模出資を募るサイトが多数あり

銀行融資の時などは担保物件を提供し 保証人も場合によっては複数必要ですが

大規模な投機資金の場合は その国の規制そのものを変えさせて

自由に移動できます、

しかも 直接国に投資せず タックス・ヘブンを通すと税も格安に 

銀行、証券会社、と棲み分けられていては進出出来ません

物 つまり商品に掛かる関税も国により 国内産業保護とか 政治的圧力を持つ

団体により 左右されます、 現在ストップしていますが TPP交渉もその一つです。

アメリカの各種団体、金融資本サービス、等々。

本来は全ての障害を取り払い なるべく同じ条件で競い合うのが 理想なんですが?

そんな 人、金、物の移動が緩やかな共同体を目指し、当初は鉄鋼生産だけでしたが

紆余曲折を得て ユーロのようになりましたが 

税と移民問題は 根本的な問題を突きつけました

法人税が安いルクセンブルグにグローバル資本が本社を置き

税金逃れと問題になり

中国経済がおかしくなり 世界中の市場が乱高下していますが

中国の人口を考えると むげに 中国市場から撤退とは言えづ 

恐る恐る 眺めている そんな感じですが ユーロの中で対中輸出は(仏)160億ユーロ

(独)740億ユーロと二国が群を抜いています、 中国の抱える債務はおおよそ200兆ドル

必死に株式市場の信頼を取り戻そうと 中共政府が色々繰り出しますが

アメリカ政府の後ろの国際金融資本が 如何?考えるかです。

市場としての 中国の魅力と 現在抱える債務や様々な問題(軍備や対外膨張)

日本でも中国銘柄と言われる企業の株価は下がっていますが トヨタ自動車も

下がっていますが トヨタの中国市場の影響は3%位でトヨタ自動車全体には

余り大きく影響しないはずです、

自由市場、人権問題等 耳障りの良い言葉だけが 一人歩きし

実際問題としては 各国の庶民が困り 一人大掛かりな名前も表に出てこない

金融資本だけが世界中を自由に移動し利益を追求できる仕組みになった事が解り

投機ファンドが 「混乱、騒乱、は投機のチャンス」とばかりに 

世界中で空売りを仕掛けて 大儲けしているようです、

中東の混乱も ユーロの混乱も ウクライナ問題も 中国は自業自得ですが

やはり 世界中を賭博場にしたようです。

人、物、資金、が 本当に自由に行き来していますが、

お客(市場)だけ 意見も言えづ 取り残されていませんか?

   「街に血が流れると 投資のチャンス」・・・ ロックフエラー
   「世界中が騒乱と不安に包まれると 投機のチャンス」・・・・ハゲタカファンド

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     世界中には未だ々 ご馳走があるんだから
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by monk-1 | 2015-08-26 15:24 | Comments(2)
Commented by saitanii at 2015-08-28 22:37
人間は差別をする生き物ですね。
話はズレますが、私はいつも思います。
ペットショップで何十万で売られている犬や猫と
殺されてしまう野良犬や冬の寒さの中で生きている野良猫。
何が違うのだろう?と
犬や猫たちは、少しも違うなんて思ってないだろうに と
そして、自分が大したことのない人間に限って
血統書付のペットを飼いたがりますね。
Commented by monk-1 at 2015-08-29 09:37
ヒトは進化して2足歩行し始め前足(手)が使えるようになり
新脳(前頭葉)が発達し考える事が出来るようになったらしいですが、未だヒトは進化の途中のようですね。
個人的には雑種でノラの私です。


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