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 テロ事件 続報

早朝から シトシトと雨が降ったり、止んだりのお天気です、

今日は忙しいサエズリも無く 無口?で 低空飛行を繰り返しているツバメですが、

何故か?雀が さえずりまくっています。
中には喧嘩?なのでしょうか、 雀は見かけによらず 凶暴なんですね。
仲間を追いかけて 突きまわしています。

今日は一日中 こんなお天気だそうです、涼しくて過ごしやすそうです。

お仕事の人たちには 迷惑なお天気でしょうが、
惚け老人のモンクは今日は外出の予定もありませんので・・・・。

前回少し書きました、悪名高いドミニコ派の異端審問官のコンラートですが、

彼に纏わる 有名なエピソードがあります。

ドミニコ派は元々 聖ドミニクスが設立した 異端狩りの急先鋒の修道会なのですが、
中でも コンラートの異端狩りの執拗さ、残虐さは歴史に其の名を残す程でした。

当初はドイツのヴァルド派に向けられていたのですが、
遣り方が 恣意的で かつ独裁的なものでした。

如何せん 神と教皇以外には 怖い物無しの状態でしたから、

彼とその一派は 狂信的なキリスト教徒だったからです。
自分達の行為が 絶対的に正儀であると信じきっていた事は
ある種 現代のオカルト信仰や 特定の思想を絶対的に信じて
党の無謬性などと 当たり前のように言う 左翼の政治団体と良く似ています。

後に名誉回復されて「聖女」と成ったエリザベートの例を少し・・・・。

地方の貴族のチューリンゲン伯の妃であった エリザベートに対して
些細な事で鞭打ちの刑に処して 尚且つ無理難題を課しました。

美貌と若さが嫉妬されたのでしょうか?
彼女は20歳の時に 夫と死別してから修道会へ入りましたので、
コンラートが彼女の告解師となり、色々な告解を知っていたようです。

宗教的な教えを彼女に与えていたのですが?何故か
サデイステイックな様々な虐待を 彼女に対して行い
苛酷な苦行を強いています、
その為か エリザベートは24歳の若さで死んでしまいます、
勿論残された遺産は ドミニコ会に寄付された形に成ります。

コンラートの個人的な欲望の犠牲になったと 考えるのが自然です。
中世の修道会では修道女に対する 牧師や告解師からのハラスメントつまり
性的な関係を結ぼうと、地位を利用して 色々な事が行われていました。

その風習は現在でも アフリカやアジアの修道会で慈善事業を行う修道女に対して
性的虐待を行ったと 裁判沙汰になっています。

教会の面目を保つ為に 裁判には成っていませんが、
似たような訴えは 統括地域の枢機卿に数多く届けられていますが、
表面には出て来ません。

一旦睨まれて 魔女の嫌疑を掛けられた女性は、
多くの場合 逃亡に成功しない限り 蟻地獄に落ちた 蟻のように
奈落の底へと落とされて行きました。

例え無実とされても 狭い共同体の中では 白眼視されますし
告訴されると 審問から拷問が待ち構えており
被疑者がこの蟻地獄から 逃れる事は先ず無くて 不可能な事でした。

前ローマ教皇の 愛人問題も
本来 神に奉げる自身を表現する為に 聖職者は結婚出来ない決まりなのですが、

死後に調べられて 愛人がいたことがバレてしまった教皇の記事です。
http://monksin.exblog.jp/25306747/  欲望とは?
宜しければ お読みください。

そんな ローマのバチカンを訪問した アメリカのトランプ大統領ですが、
選挙中は メキシコ国境に壁を作るとの発言に
教皇は「架け橋となる 橋を作らず 壁を作るとは キリスト教徒じゃない」と

そこはお互いに利益が共有されていますから、
と 言うのも

バチカンには有名なバチカン銀行が有りますが、
別にスイス最大の投資銀行に バチカンは膨大な金額の投資資金を預けています。

ウオール街、ロンドンのシテイ、に並ぶ スイスの投資銀行です。

そんな関係を崩す事等出来ません、
世間一般向けの発言なのです。
トランプ大統領もそのことを知っていますから 平然と訪問できるのです。
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アメリカのメデイアは 悔しそうに非難する記事を書いています、

エリザベス女王がバチカンを訪問した時には
紫色の帽子に 同系色のスーツだった、と
黒い喪服のような 衣装は失礼だとか、とか、・・・。

多分ですが?
マンチエスターのテロ事件の被害者を慮っての衣装では?と
惚け老人のモンクは考えていますが・・・・。

「坊主憎けりゃ 袈裟まで憎い」が アメリカメデイアの本音なんですね。

予断ですが、確かに「皇帝の紫」と言われる程 紫色は高貴な色なんですが、
古代の紫色の染料は 貝から少量しか採集できない色で、 
珍重されていたからです。

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教 と全ての国々に トランプ大統領は行きました。
一部では イスラエル訪問時に 
パレスチナのアッパス議長と イスラエルのネタニエフ首相の和平会談を実現するのでは?と
そんな期待も有りましたが、夢だったようです。

イスラエルの右派勢力が強烈に推し進める 西岸への入植は続きます。


イギリスのマンチエスター市での テロ事件が 新たな展開を見せています。
60人以上と言われる 怪我人の内 20人が重体で予断を許さないようです。

爆弾の起爆装置や 様々な証拠物件がアメリカメデイアに明かされて、
イギリスの捜査に弊害が出ています。

爆弾を作った作業場、作成した人間を捜査しているのですが、
アメリカの新聞に証拠品を明かされてしまい、

犯人達のグループは証拠品を隠すか処理してしまう恐れがあると、
イギリスの捜査機関は アメリカは捜査の邪魔をしていると 
怒りを表わしています。

ニューヨーク・タイムスもアメリカの情報機関から手に入れたようですが、
ズブズブの関係が解かりますし、
お粗末な判断です。

近日中に開かれる G7 NATOサミットで、
トランプ大統領と会う予定のイギリスのメイ首相はこの問題を取り上げて
アメリカに抗議するようですが、
日頃メデイアに苛められているトランプ大統領は、
この問題を 如何?するか見物です。

アメリカの情報機関の高官が こうして 機密情報をメデイアにリークするのですね。
実体を自分で晒しましたね。
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犯人 アベデイ容疑者の兄も マンチエスター市内で逮捕されました、
それ以外にも先ほどのBBCの放送では
新たに二人が逮捕され 犯人以外で逮捕されたのは 7名になりました。

Abedi's parents fled Libya as opponents of Colonel Gaddafi's regime.

Libya, alongside its North African neighbours,
has been a centre for the rise of modern Islamist political movements.

These movements were originally dedicated to overthrowing dictatorial regimes and,
to varying extents, promoting the idea of Islamic government


シリアでも 犯人の父親と弟が逮捕されたようです。
父親は カダフイ時代にイギリスに亡命していましたが 
カダフイ政権が打倒されて後にシリアと英国を行き来していたようで、
アルカイダ系のヌスラ戦線のシンパと言われています。
シリアで逮捕された 弟のハシームです、父親が教育していたようです。
            

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左側の写真が マンチエスター市内で逮捕された 犯人の兄イスマル
右側がシリア国内で逮捕された 父親のラマダンです。

事件には 複数の組織が係わっていると イギリスの捜査当局は考えていて、
精巧な爆弾作りや、ソフト・ターゲットを狙う手口などは、
指示者が別に居ると考えていて 秘密捜査中です。

アメリカの新聞の証拠品晒しは 捜査を難しくするでしょうね、
犯人のグループは 手作りの起爆装置やその他の証拠を隠滅して 
逃亡するでしょう。

アメリカの情報機関の高官は情報を特定のメデイアにリークして、
トランプ大統領を貶めようとしている事を
自ら明かしてしまいました。

The bomber in the Manchester terrorist attack appeared
to have carried a powerful explosive in a lightweight metal
container concealed either within a black vest or a blue Karrimor backpack,
and may have held a small switch in his left hand, according
to preliminary information gathered by British authorities.


And the authorities’ review of the location of those killed shows
that most of the fatalities occurred in a nearly complete circle around the bomber,
Salman Abedi,
whose upper torso was heaved outside
the lethal ring toward the Manchester Arena entrance.

今年に入り 既にリビア沖から5万人の難民がイタリアに上陸しています。
勿論先日のように 数隻の舟で 3000人の不法移民が海上で救助されています。

沈没した船の数も解からず 漂う遺体が数百体と
子供の遺体が多いそうです。

騒乱、混乱を避けて 欧州への不法移民は尽きません。
現在では 進んだ欧州の社会福祉目当ての 経済難民が主流になってきました。
以前にも書いて載せましたが、一夫多妻制が認められているイスラム教徒は、
ドイツの例ですが、複数の妻を持つイラク人男性が入国審査でアドバイスを受けて
妻達と名目上の離婚をして ドイツに入国しました、
離婚した妻達にも ドイツ政府は手厚い福祉を施します。

イラク人男性は仕事をせずに、
毎日、違う、別れた妻達の家を訪問することが仕事だと開き直っているそうです。

海上で不法移民を救助する NPOの団体と
リビア国内の 人身売買業者の癒着も言われています。

高額な料金で密入国を斡旋する業者は 小さな船に数百人を乗せて出航し
直ぐに 海上のNPOの救助船に連絡を入れるようです。

もしかして?何百人も乗せた船が 今出たから そちらの海域に着くのは
何時頃だよ~とか。


NPOの収入は義捐金、寄付金ですので 
救助した人数が増えるほど、
救援活動を活発に行っていると言う エクスキューズ(言い訳)になる訳です。

人道支援も 良く考えないとこう成ります。
リベラルの墓場に成りますね 地中海は。










by monk-1 | 2017-05-25 12:07 | Comments(0)