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「不実なアルビオン」

早朝から冷たい雨が降りしきっています。
春の足音は往ったり来たりのようです、

何処で?足踏みしているのでしょうか?。

風に乗って沈丁花の香が漂い、
梅の花ビラが、
雨に濡れた通路に飛んで来ますが
角のお宅の梅の木ですね。

花散らしの雨と成り、
花を長く楽しめないようです。

連立がスタートしたドイツの政界ですが
最初に決めた事は、
懸案の中東への兵の増員です。

フランス軍が派遣されている中央アフリカへと、
過ってのフランスの植民地なのですが、
ドイツの企業も進出しているそうで、
ボコハラムと言う
イスラム過激派が破壊工作と、
現地の女学生の誘拐を繰り返しています。

政府機関への攻撃も無差別に行っています。

イラクには今まで クルド人への支援でしたが
イラク軍の訓練も行う事になりました。
後は アフガンへ兵の増員だそうです。

トルコへ売ったタイガー戦車の部品の供給はストップしていて、
クルド人支援でもトルコと緊張が生まれています。

トルコ政府はドイツ人記者を、
テロリスト支援の容疑で未だ逮捕しています、
釈放されたのは一人だけで、
後は目途も立っていません。

トルコはアメリカとも微妙な緊張関係に成りつつあり、
意趣返しでしょうか?
ロシアからミサイル防御システムを買うようです。

アフガニスタン、イラク、
そして 中央アフリカのマリ(旧フランスの植民地)へ
ドイツ軍を派遣すると決めています。

マリにはフランス軍の基地が在り 
その基地からイスラム過激派の掃討作戦でフランス軍が出撃しています。
先日も 道路脇に仕掛けられた地雷でフランス兵が亡くなっています。

ユーロの同盟維持の心算でしょうか?
今度はドイツ軍も戦闘に参加します。

肝心な所をメデイアは報道しませんね。

イギリスを訪問中のサウジの皇太子は大歓迎を受けています。

ガートルード・ロージアン・ベルの所でも書きましたが、

イギリスとフランスは中東の利権を手放す心算はないようです。

アフマド(ムハメッド)皇太子ですが、
君主では有りませんが 
女王始め皇室の正規な晩餐会を開いて”おもてなしです”
異例の事ですね。

原油生産に頼らない 
強い経済を構築すると、
イギリスの援助を期待しているようです。

石油には限りが在りますから 
先を見越しての訪問です。

イギリス首相官邸前には
サウジが空爆している 「イエメンから手を引け!」と
大勢のデモ隊も集まっています。

シリアの東グータ地区への
シリア政府軍とロシア軍の空爆には
メデイアを総動員して 人道援助物資が運ぶ事が出来ない、
子供と女性が 無差別に空爆で怪我や死亡していると、
大キャンペーンなのですが、

Syria army intensifies fight against rebels in Eastern
Ghouta

As fighting and shelling continues near front lines,

residents make their way to Douma in centre of the besieged suburb.
Rebels in Syria's Eastern Ghouta "refuse to leave" and have

reiterated they will defend the area, saying a Russian-

proposed withdrawal was not a serious offer, a spokesperson

of one of the rebel groups in the enclave told Al Jazeera.
https://www.aljazeera.com/news/2018/03/syria-army-


Russian jets bomb Ghouta despite safe passage pledge
A girl receives treatment in eastern Ghouta, where families

remain trapped and aid agencies are unable to enterAmer

Almohibany/AFP/Getty Images

Russian forces and troops loyal to President Assad have

launched a blitzkrieg on eastern Ghouta despite the Kremlin

’s promise to create corridors to safety, according to

residents.
https://www.thetimes.co.uk/edition/world/russian-jets-bomb-


イエメンへのサウジの空爆は 知らない振りで、
報道すらしません。
欧米メデイアが否応なしに ロシア憎しと触れ回ります。


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サウジの戦闘機や武器は アメリカとイギリスが売っているのです。
特に戦闘機とミサイルはイギリス製が多いようです。

パレスチナへのイスラエルの行為も イスラエル誕生の時点から
イギリスが深く関与しています。


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B・P(ブリテイッシュ・ペトロリアム) 
石油メジャーの利権がありますから、簡単には手を引かないでしょうね。

むしろ利権を守る為に サウジの空爆は見て見ぬ振りですね。


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どんな?お話しなんでしょうか?


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Britain rolls out the red carpet: Saudi Arabia's Crown Prince lunches
with the Queen at Buckingham Palace and talks trade and human rights
with May at No 10 amid angry protests at the war in Yemen

Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-5472007/May-raise-deep-concerns-Yemen-Crown-Prince.html#ixzz597pX68rG

余りある石油収入で得る資金は ドバイでの投機、投資の資金として運用され

ロンドンのシテイと呼ばれる 金融街でもロシアの資金と共に

英国にとっては 欠く事の出来ない国際金融資本の元手でも在り


皇太子では有るが 国賓でもないムハマド王子に対する

英国の歓迎ぶりは 実態を垣間見る事が出来ます。


戦闘機でも 英国は売ったのかな?



良く言われる イギリス外交の三枚舌と、

昔から言われる 「不実なアルビオン」は 事実ですね。

albus(アルビュス)は ラテン語で白いという意味。
イギリスに進軍してきたローマ(帝国)のカエサルがドーバーの白亜の壁を見て
その様に呼んだそうです。


その下の写真はその風景です(フリー素材から拝借)
ドーバー海峡を望むイギリスの石灰質の崖です。



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確かに白亜の壁ですね

ラテン語: albus 「白い」を語源とする、
ヨーロッパ大陸からこの島に上陸しようとするとき最初に目にする
ドーヴァー海峡沿岸地域に広がる崖のチョーク層(白亜層、石灰岩地層)の白さに、
この地がその名を呼ばれるようになった由来があるとされる。

ヨーロッパ外交史では、
17世紀から18世紀にかけての列強が
当時の信用ならないイギリスを揶揄をする語として「不実のアルビオン」
(フランス語: perfide Albion、英語: Perfidious Albion)という表現を用い始め、
近世におけるイギリス人およびその国家の異名となった。


ロシアの情報機関のスパイの元大佐が 
イタリア料理店を出て直ぐに 公園のベンチで
娘と供に倒れこんでいて 病院に収容されましたが重体のようです。

最初に駆けつけた 警察官も重体との事です。


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有機リン系の神経組織に影響する毒物が使われたようですが、
警察は物質を特定しましたが、名前は発表していません。
昔も プーチンに狙われたロシア人が 
放射性の毒物で殺害されていますから


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慎重に捜査中との事ですが、
重体の セルゲイ・スクリパル大佐


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イギリス議会で 外相のボリス・ジョンソンは
犯人が特定したら それなりの手を打つと発言し
今年 ロシアのソチで開かれる ワールド・カップに不参加も示唆しました。

英国圏だけでなく 他の欧州勢も歩調を合わせると
ソチで開かれる サッカーの世界大会は
モスクワのオリンピックに次いで 惨めな大会になりますね。

Russian spy: Nerve agent 'used to try to kill' Sergei Skripal
A nerve agent was used to try to murder a former Russian spy

and his daughter,
police have said.

Sergei and Yulia Skripal were found unconscious in Salisbury

on Sunday afternoon and remain critically ill.

Russia, spies and enemies of the state


A nerve agent was used to try to murder former Russian spy Sergei Skripal
and his daughter, police have said.

BBC Rewind looks back at cases of high profile Russians targeted on foreign soil.

http://www.bbc.com/news/uk-43323847


エスピオナージとでも 言うのでしょうか?

英国だけでなく ロシア、アメリカ、ドイツ、フランス、


情報工作期間は国益と名誉をかけて 命がけの様です。

雨が現在止んでいるようです
酒肴の買出しに行ってきます。


家庭教師プレミア
by monk-1 | 2018-03-08 14:22 | Comments(0)